重要!トリートメントやリンスの類いはシャンプーとは比べものにならないほど毒性が強い、けっして頭皮に付けないように!

こんにちわー今日はとっても良いお天気ですね~(^o^)
ハロウィンが終われば一気にクリスマスモードに突入し、あっという間に年末かと。
しかし8月以降雨ばっかりで、毎年残暑に悩まされてきた去年までが非常に恵まれていたなと感じますね~(^_^;)
寒くてもいい!雨さえ降らなければ!
(昔流行った丸大ハム・ソーセージのCMをイメージしましたMCの声が渋い!)<(_ _)>

寒いせいか、桜の咲かない珍しい公園であります隣の沢渡公園は紅葉だけはステキです!


周りに銀杏の木もいくつかあって銀杏狩り行ってみようかなって。。。。。多分行きませんけどw

 

さて皆さまはシャンプーを購入されるとき配合成分が気になりますよね?
界面活性剤(洗浄成分?)へのイメージなのかラウレス硫酸ナトリウムとか聞くと頭皮に良くないと思ってダメシャンプーの烙印を押したりする人もいますね。
ですが意外かも知れませんがシャンプーの後に使うリンスやコンディショナーなどにも界面活性剤は入っています。

実は皮膚刺激は後者の方が圧倒的に強く、肌に付着する事は避けるべき物質です。
僕は昔から何でもかんでも製品の裏側を見るのが好きでしたが小学校の頃に家にあったリンスの成分表示を見たときの事を覚えていまして。(もはやうろ覚え)

【洗面器にお湯お溜て少量のリンスを入れて髪の毛に馴染ませてその後良くすすいで下さい。
万一原液が皮膚に付着した場合はシャワーなどで24秒以上流して下さい。】
(秒数はちゃんと記憶していないが、案外長い時間シャワーするんだなぁっと子供ながらに思ったわけです)

いつの間にかこのような表示は無くなっていって(僕が見かけていないだけですか?)どちらかというと髪の毛にベタ~っと塗りたくるイメージがあるような無いような。。。。。。(このイメージを作ったのがティモテだと言われています)
金髪の白人がトリートメントやってるCM覚えてる方もいるのでは?ティモテ~ティモテ~♪

動画あったw今見るとシャンプーを押してますね~僕の認識違いかな~ティ!モ!テ!♫

まぁ取りあえず、シャンプーの界面活性剤は陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)
リンスなどの界面活性剤は陽イオン界面活性剤(カチオン界面活性剤)と呼びます、 勿論アニオン界面活性剤も洗浄力が強いと皮膚刺激も強くなるのですがカチオン界面活性剤とは比較になりません。
大体、あまりに弱い洗浄成分だと頭皮の汚れ落とせなくなります、ちゃんと洗えないと毛穴が清潔に保てなくなり頭皮臭がしたり育毛的にもよいとはけっして言えないので逆効果ですよね?
僕はいつもお客様からシャンプー何使ったらよいか?って聞かれたら2種類使い分けてとアドバイスします。
もちろん、洗浄成分の強めのシャンプーと弱めのシャンプーですね。
一日家にいて汚れてないなって思えるときは弱い洗浄力で頭皮というか髪の毛のタンパク変性を抑えたいと思うし、汗いっぱいホコリいっぱいなのに頭皮がしっかり洗えないのは本末転倒だと思うからです。(すっぴんの時の洗顔と、フルメイクしたときのクレンジングから洗顔では全くアプローチが違うのと一緒です)
ちなみに、どんなトリートメント使ったら良いかってのはあまり相談されません、比率的に5対1かもっとではないかと思います。

世間的に「シャンプーの洗浄成分は危険!」との認識だけがなぜか広まっているように思いますがどうでしょ?違いますか?

では実際に比較していこうと思うのですが、この場合は半数致死量というとっても難しい値が出てきます。(ここからは引用の嵐!)

半数致死量(はんすうちしりょう、median lethal dose)とは、物質の急性毒性の指標、致死量の一種としてしばしば使われる数値で、投与した動物の半数が死亡する用量をいう。”Lethal Dose, 50%”を略してLD50と書く。

引用Wikipedia

でラットなどの小動物で実験するのでしょうから人体とはちょっと違うでしょうがそこは想像力でカバーリングしていきましょ!
当然数値が小さいほど毒性が強くなるのですが数値300未満が有毒、1000を越えると無毒となるようです。
この実験は経口毒性であって皮膚に付着した場合とは違ってきますし、配合比率でも変わってきますよね、大体は数%しか入って無いわけですので。
しかしほぼすべてと言って良いくらい下にも引用していますが、四級カチオン(トリートメントなどの問題成分)は配合されています。

と言う事で問題の毒性ですがトリートメント成分として有名というか良く用いられる材料として
「べヘントリモニウムクロリド」を挙げてみます、すでに聞き慣れないというか初耳って方も多いのでは?

塩化アルキルトリメチルアンモニウムとも呼ばれる、四級アンモニウム塩のカチオン(陽イオン)界面活性剤です。
一般的に級数が上がるほど作用が強くなり、四級のベヘントリモニウムクロリドも高い帯電防止作用とヘアコンディショニング作用があり、ヘアトリートメント剤に配合されます。

カチオン系の界面活性剤を使用しない限り、トリートメント剤を製造することはほぼできません。
界面活性剤がない時代はツバキ油などを薄く塗布するのが一般的でしたが、高価な上どうしてもべとつきやすく、しかもほこりが付きやすくなるなどの欠点がありました。
界面活性剤はそれらの欠点をすべて払拭し、しかも種類が豊富なので選択した成分によって色々な特徴を持たせることができます。

四級であるこの成分は髪への吸着力が高く、非常に柔軟にしてくれるため、有名メーカーをはじめ多くのヘアケア製品に配合されています。

引用元http://www.recolor.jp/seibun/behentrimonium_chloride.html

更に

問題は刺激の強さで、三級より四級のほうが肌への吸着度が強いために肌の炎症を起こしやすくなります。
背中に吹き出物が出るようになった、という場合トリートメントの界面活性剤が四級であることが多いです。
同じ四級のステアルトリモニウムクロリドに比べれば刺激は弱いですが、できるだけこれらの成分は避けるようにしましょう。

となっていまして、毒性や刺激が強く、なるべく使用したくない成分に分類されます。

僕は現在リンスなどは一切使ってませんが、弁髪スタイルや頻繁にハードブリーチをかましていた20代は髪のコンディションを維持するため仕方なくリンス系統を使っていました。ですが使い方はシャワーを浴びながらリンスを手に取りさっと流す程度です。(シャワーを浴びながらではほとんど皮膚に付着しません)
子供の頃にリンスの裏面の事を覚えているので美容師になる前からそうしてました。

画像出典http://news.livedoor.com/article/detail/6232878/

ちょっと脱線しましたが陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)の中でもっとも毒性が強いとされる↑でも出てきましたラウリル硫酸ナトリウムで半数致死量を用いて評価すると2700mg/kg~2800mg/kg程度ですが、四級カチオンであるべヘントリモニウムクロリドは55mg/kg~305mg/kg程度と言われています。

軽く10倍以上毒性が強い事になりますね。もちろん経口毒性ですので皮膚では変わって来ますがカチオンはひっつくと中々離れませんから注意が必要でしょう。(リンスなどを髪に付けた後で何度か流してもヌルヌルした感じが取れない事は皆さん経験してますよね)

数年前にある若い美容師さんとお話ししたときに異常に手荒れを起こしていて、どうしたのか聞いてみたら「ヘッドスパのトリートメントで手荒れしてしまった」と言ってました。その時もカチオン界面活性剤の話をしました。で現在ではスキャルプ系トリートメントなる謎の製品もあるようです。
皆さまお気を付けください、逆効果となりかねません。

11月にもなればさすがに台風はもう来ないでしょうと、秋晴れ晴天が続いて欲しいです!
もうすぐ去年に引き続き入り口にスナップエンドウ植えますw
今月も宜しくお願いいたします<(_ _)>

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