女性の「初めて嗅いだいい香り」の記憶と
男性の「初めて嗅いだいい香りの記憶」は随分違いがあるようです。
■香りの記憶と“異性”の因果関係
株式会社マンダムが全国の15～49歳の男女1,236名を対象に行った調査では、
生まれて初めていい香り、心地よい香りを意識したのはどのような香りだったか質問したところ、
「異性の香り」と答えた人の89％が男性でした。
特に男性では、香りの記憶と、異性が強く結び付いていることが分かりました。
そして、男性がイメージする香りの思い出には、
「初恋の人」、「彼女」、「同級生」、「母親」、「姉」、「先生」といった、様々な女性が登場しています。
香りは、思い出とともに脳に深く刻まれていき、やがて記憶となります。
男性にとっては、異性のいい香りを嗅いだ瞬間が、極めて印象的に胸に刻まれているようです。
女性は花やシャンプーなどの香り本体をいい香りとして記憶していることが多いみたいですが、
男性は良い香りのする異性を香りの記憶としていることが多いということですよね。
■圧倒的に好きなのはあの香り
さらに、株式会社カネボウ化粧品が行った調査でも、
男性はいい香りがする女性に好感度を平均3.6割も増すことが明らかとなっています。
好感が持たれるのは圧倒的に「シャンプーのような自然な香り」（80.0％） で、
女性とすれ違ったとき、髪の香りがいいと、キュンとする人が77.0％もいることが判明しました。
恋愛において、香りのケアは欠かせないものだということがよく分かりますね。
では、どんな香りが恋愛と結び付きやすいかというと、それは香水ではなく、“ほのかに香る香り”だったのです。
株式会社カネボウ化粧品の駒木亮一氏（香料研究室 チーフパフューマー主席研究員）は、
「日本の文化では、直接的な表現よりも間接的な表現に美しさを感じることが多いようです。
そのため、香りについても、肌に直接に付けることはなく、間接的に香りをつけることを好んできました。
直接に肌に香りを付けるよりも、髪が薫る、すなわち、シャンプーなどを使用することにより、
香りが髪に残り、“残り香”として身体を香りで飾ることを好む傾向があると思われます」と分析します。
スウィート系や、スパイシー系など香りの種類よりも、香り方を重視したほうが男性に好意を持たれるようですね。
いい香りが残りやすい毛髪は、その反面、タバコなど違う臭いもつきやすいので注意しましょう。
メンズはさりげなく香る髪の香りにスイッチがはいるって事ですね。
あくまで、自然に香るからこそグッとくるんでしょう！
ただそうなると多少髪の毛の長さは必要かも知れませんね。
こちらも髪の香りネタ、男が思わず振り返る男ウケする香り。
■男が好きな匂い1位は“フローラル”
どうせなら、男性が好きな香りを身に付けたいもの。『セキララ☆ゼクシｨ』によると、
“男性が思わずドキッとする匂い”の第一位は、「髪から香るシャンプーの匂い」でした。
香水の匂いに比べて柔らかく、ほのかに香るのが理由のようです。
ちなみにこちらの記事には「女性の体臭」くだりがあり、
「臭い頭皮はサンマ以上の臭い」と出てました、気をつけたいですね！
そのほかの記事を読んでいても感じることは
男性はわざとらしい香りはあまり好きではないということでしょう。
香り本体ではなく、ほのかに香るプロセスが男性にとって非常に重要ということだと思います。