おせわになります、福間です。
今回はアルカリカラーのお話です。
ブレスグラスオープン時は別ブランドを使っていたのですが、2年目くらいから変更しまして中野製薬のcaradecoと言うカラー剤を使っております。
特徴としてすごいのがアニオン系なんですよ、も1つはシリコンフリーであと詳しいことは省きますが、なにげにこの二つの特徴が凄いんだということに最近気づいたというお話です…^^
構造的にカラー剤にはシリコンを混ぜることができます、ガッツリ混ぜることができるんですね!
(パーマ液には入れられません、なのでダメージがダイレクトにかんじられるんです)
そのため染めた瞬間はシリコンのおかげでツヤツヤで傷んだ毛先はコートされてダメージの進行を感じさせません、
この効果は大体1週間くらい続きますが10日目なんかではほとんど効果がなくなってます。(シャンプーでコートしてたシリコンが落ちる)
その頃には急にダメージが気になり始め、カラーした時と時間差がある為なかなかダメージの所在というか原因がわからず、
カラー後のケアがわるかったのかな?なんて思ってトリートメントなんか丁寧にやってみたりするもんです。
カラーは染めた直後が一番ケアが必要なんですよ!ツヤツヤだからって安心してはダメです!
イオンとか界面活性剤とかでアニオンとかカチオンとか学校で習ったのを覚えていいらっしゃる方もいるとは思いますが、
シャンプーや石鹸などはマイナスの界面活性剤です(アニオン)。
リンスなどのピタピタと髪の毛にひっつく方はプラスの界面活性剤です(カチオン)。そしてこちらはマイナスの界面活性剤と比べてお肌への刺激が20倍強いんです。(逆を言えば刺激が強いので洗顔料などはアニオンしかないんです)
なので、お客様にシャンプーだけでコンディションを保てる商品などを紹介したり、チェンジリンスの仕方などお話してきたんですが、よくよく考えてみると世の中のカラー剤がカチオンだらけで非常に微妙じゃんということです。
しかもカチオン系のカラー剤で染めたあとはリンスやトリートメントなどは同じ極性のカチオン系ですのでいくら頑張っても効きません!
(ちなみにこの場合は2液式以上のトリートメント全般は省いてます、あくまで家で一般的に行こなうトリートメントのことです)
なので、アニオン系のカラー剤には価値があるんですね、トリートメントはめっちゃ効くし、肌細胞へのリスクが低い。
(ジアミンとかは別です)
しかもどこの会社もアニオン系カラー剤作ってない!!特許をとるか迷ってるらしいです。
アルカリカラーにも差別化はあったんですね~・・