ヘナが原生しているのは中近東~東南アジア辺りで原木は指甲花(しこうか)と呼ばれるミソハギ科の植物でして、いろんな物が染まります
、爪や肌や衣料。とにかく歴史がある染料です。
で、肝心のヘナで髪を染めた場合ですが
(今回はヘナ単体で染めた場合のお話です)
白髪を染めるとオレンジ~レッドオレンジに染まります。
カラー施術された髪の毛(程度は異なるが脱色されている)はオレンジブラウン系に染まり、全般に少し明るさが落ち着く傾向にあります。
黒髪はほんのりオレンジ色に。(過去のエントリーで写真を載せていますが毛質によってはかなり明るく見せる事ができます。(毛質によっては逆に暗くも見える)
そして、自分の経験ですがヘナは最終的な製品になったあとに染まりにかなりバラつきがあるということです。(ここが中々難しいところです)
まずは収穫時期、当然植物ですから旬が存在します。旬のヘナは当然お値段も一番高いのです。(旬の時期のヘナを確保できる業者は限られています、しかもこの時期のヘナを一気に買い占めて…。)
粉の色ですと、綺麗な緑色でまず間違いはないと思います。
あと大事なのは粒子の細かさ
農薬の使用状況
粉を溶いたときの質感?粘り?
最後が重要で、粉物のヘナ最大の欠点!不純物です、(古い葉っぱや茎、場合によっては化学物質)粉物は色々と混ざりやすい…。(ここかなり重要です、新葉の方が染まりやトリートメント力が高いんです)
大体こんなところが良いヘナの基本条件ですが、高品質のヘナは染まりが早いです!微妙なヘナほど時間がかかると思ってまず間違いないです。(30分もあれば大体染まる)
ただ、そのようなヘナは中々入手困難です。
市販のヘナが染まりにくいのはそのためです。
ただいろんなハーブを混ぜることで染まりを補う事が可能ですが被れるなどのリスクは上がってしまいます。
これはちょっと自慢なんですが^^
ブレスグラスの天然ヘナはロットごとに発色テストがされているかなりマニアックなヘナなんです。
要するにロットごとの品質が保証されているということです、このような製品は本当に少ないんですよ~。
ヘナに興味のある方というよりは実際染めていらっしゃる方は是非お試しくださいな!
次回は…何について書こうかいな??