栄養ドリンクで疲労回復は出来なかった!

いつも大変お世話になっております<(_ _)>

雨の日も多いけど、しっかり晴れる日もあって助かりますね!
暑くなってくると屋外では疲労感がマシマシになってきますが、そんな時に無理は禁物です。
なぜならば、疲労は休息でしかほぼ回復できないことがわかってます(◎_◎;)
ヘルペスウイルスで疲労感を測ることが出来るとか、疲労因子が見つかったとか、炎症性サイトカインとかの専門的な部分は↓のリンクからどうぞ!

~栄養ドリンクのCMから「疲労回復」の表現が消えた~

栄養ドリンクのCMで必ずアピールされていた「疲労回復」という言葉が消え、代わって「疲労感の軽減」というちょっと遠回しな言い方が主流に。
異変が起きた理由は明快。「疲労研究」がダイナミックに進展したから。
簡単に言うと、
・疲労の原因物質が発見された。
・「疲労感」と「労働や運動による生理的疲労」からなる疲労のメカニズムが解明され、従来「疲労回復に効果がある」と思われていた物質のほとんどは、「疲労感を軽減させる物質であり、疲労回復効果はない」ことが分かった。
・疲労を客観的に測る技術が発明された
といった “世界初”の快挙が、立て続けに達成されたのだ。その進展ぶりはまるで宇宙戦艦ヤマトのワープのような一足飛びで、従来の常識を覆してしまった。

とのことです、じゃぁ今まで疲労回復に効果アリと言われていた食べ物ってどんなものだったかというと。

疲労回復に効果のある食材などに共通しているのが「抗酸化物質」からはじまり、ビタミンB1・鉄分・ビタミンC・クエン酸・糖分とかでしょうか。
僕的に牡蠣とかウナギの蒲焼とか、、、大好きなんですよね~(*´▽`*)
残念ながら疲労回復効果はなく、疲労感の軽減が出来る食べ物だったとのことです。
でも~「疲労感の軽減ができればそれでいいんじゃね?」って思いませんか?

しか~し!それはちょっと危険な考え方みたいです。

栄養ドリンクやサプリメントに入っていて、これまで疲労回復に効くとされていた物質のほとんどは「抗酸化物質」です。 われわれは疲労の負荷をかけたマウスに抗酸化物質を与え、心臓、腎臓、肝臓、肺など全身の組織の疲労因子を測定してみました。すると、消えていたのは肝臓の疲労因子だけで、他の臓器の疲労因子は全て残っていました。「疲労感」を脳に伝える役割を果たす炎症性サイトカインのほとんどは、肝臓で作られることが分かっています。そして、抗酸化物質で消すことができたのは、肝臓の疲労因子だけでした。他の臓器の疲労因子は消えていない。
つまり、抗酸化物質によって抑えることができるのは疲労感だけで、体中の「疲労」はそのまま残る。
それなのに、抗酸化物質で疲労感を抑えたまま働いたり、運動し続けたりしたらどうなると思いますか。無自覚なまま全身に疲労がたまり、ある日ぱったり倒れてしまう。最悪過労死に至ります。疲労感は、われわれの体を守るために「休め」と命じる大切な生体アラームですからね。

いや、、怖いですね(◎_◎;)

疲れたらしっかり休むは鉄則となりましたが、スタミナ食としての抗酸化食材はムダかというとそんあことはないらしいです。余計な活性酸素を減らそうと意識することは悪い事ではないのです、なぜならば人は生きてる限り活性酸素で老化していくからですね。

まとめると、「バランスの良い食事を適切な時間に摂る・定期的に運動して疲れたら無理せずに休む」という地味な結論になるかと思いますが、無理する人の特徴に栄養ドリンクに頼りがちな人が多いよねって事でしょうねこれは(#^^#)

~最近のサロン生け花~

~サロンからの景色~

 

それでは雨の日も多いとは思いますが、6月後半もよろしくお願いいたします<(_ _)>

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